を知る

Interview

地図に、地域に、地球に
足跡を残す仕事です。

2017年 入社

工学部卒

S.K

土木部調査設計一課

志望動機

地元で秘密基地づくりに熱中した小学生の頃からずっと、ビルでもダムでも何でもいい、将来はでっかい建造物をつくるぞ!と、夢を広げてきました。環境建設工学科に進んだ大学時代には、「生まれ育った愛媛の未来に貢献できる土木設計技術者」と、目指す将来像がより明確になりました。就活では、社会インフラから大規模工場の土木構造物まで、県内で当社ほど幅広い領域に関われる企業は他になく、迷わず入社を決意。休日の多さなど、公務員にも負けない待遇や安定性も魅力でした。

を知る

Interview

地図に、地域に、地球に
足跡を残す仕事です。

2017年 入社

工学部卒

S.K

土木部調査設計一課

志望動機

地元で秘密基地づくりに熱中した小学生の頃からずっと、ビルでもダムでも何でもいい、将来はでっかい建造物をつくるぞ!と、夢を広げてきました。環境建設工学科に進んだ大学時代には、「生まれ育った愛媛の未来に貢献できる土木設計技術者」と、目指す将来像がより明確になりました。就活では、社会インフラから大規模工場の土木構造物まで、県内で当社ほど幅広い領域に関われる企業は他になく、迷わず入社を決意。休日の多さなど、公務員にも負けない待遇や安定性も魅力でした。

Q1
仕事内容

漁港から工場のバースまで、
「海関係」の案件を広く手がけています。

官公庁の港湾関連施設および、民間工場(ほぼ住友化学)における土木構造物の点検・調査・設計に携わっています。業務ウエイト的には官公庁7:民間3の割合で、前者では港湾施設や漁港、海岸保全施設など。更地の計画段階から何年も関わる新設案件もあれば、補修・補強設計オファーや調査案件も多く、業務内容はもちろん必要な知識やスキルもさまざまで、日々鍛えられます。工場関係では、海まわりに加えて敷地造成の計画検討、プラント施設基礎の設計、地盤の液状化による影響の検討なども担当。

現在は、フェリーも発着する重要港湾に新設される防波堤や船揚場の設計、漁港や海岸の補修・点検のほか、民間工場のバース(船舶が停泊する桟橋)の点検・補修計画の立案・実施といった案件を動かしています。次々に新しい課題に直面し、新しい知見で乗り越える毎日。何年たっても新鮮で、飽きることがありません。

Q2
職場の魅力・やりがい

地図に残るもの、地図から消えるもの。
土木の仕事は、奥が深い

常時複数の案件を担当しますが、どの案件も、上司と若手の2人~3人体制で進めます。「現場調査は準備がとても大切」「重力式護岸の改修では、離岸堤の隙間から来襲する波に注目せよ」など、上司に教わった知見はいくらでも挙げられます。先輩方に学んだことを後輩に伝えていくうちに、幅広い専門知識やスキルがしっかり定着。そんな職場です。

自分が設計した施設が地図に残ることが、この仕事の面白さ…ではあるのですが、残り方にもいろいろあって、その奥深さに気づき始めています。平成6年から歴代の先輩方が関わり、4年前から私も加わった港湾プロジェクトの現地は、実は今なお手つかずの海岸のまま。何度かの計画変更を乗り越え、30年目の今年ようやく実施設計にこぎつけました。また今年初めて、昭和40年代に造られた港湾施設の撤去工事案件を担当。地域や企業を数十年先まで支える施設を設計する一方、長年働いた構造物の最後を見届けることもある。そんな仕事です。

Q3
忘れられない仕事でのエピソード

もしやライフワークに?
長い目で取り組む大仕事が始まっています。

忘れられない仕事はいくつもあります。入社5年目に担当した今治市の海岸施設もそのひとつ。初めて業務の全プロセス、つまり計画段階から調査・計算、設計を経て、報告書をお客様(県の土木部です)に提出・説明するまでを任された、思い出深い仕事です。なお、官公庁案件は施工前に区切りがつきますが、民間案件では工事監理の段階まで関わるケースが多く、設計したものが形になる過程をリアルタイムで確認できる。これも当社以外のコンサルではなかなか体験できない面白さだと思いますね。

もうひとついいですか。今いちばん長期的な視野で取り組んでいるのが、取引先工場の港湾施設で3年に1度行われる点検・補修案件。3年ごととはいえ、点検対象のバース(岸壁や桟橋)は百余施設もあり、予算管理も含めた補修計画を立案するだけでも大仕事です。もしやライフワークに…そんな予感も感じながら、目の前の業務と向き合っています。

Q4
これからの目標

35歳までに、
技術士の国家試験合格を目指します!

社内では国家資格の取得が推奨されています。建築部門なら一級建築士、土木では技術士が、暗黙の“必須取得”資格。合格者には資格取得奨励金が半期毎に支給されます。個人的には報酬以上に、取得後は名実ともにプロジェクトリーダーとして「管理技術者」を名乗れる点が魅力です。役所に提出する設計図書にも、氏名とともに「管理技術者」と明記… 充実したキャリア形成を目指すなら、「35歳までに取れ!」が業界の通説らしいです。もちろん私も、会社主催の取得支援講座も活用しつつ、35歳までの取得を目指します。

将来的には、現在の業務の延長線上に、学生時代から興味のあるGX(グリーントランスフォーメンション)にもリーチできたら…と考えています。また、環境負荷に配慮したカーボンニュートラルへの取組として、自然石の切り出しを抑える人口石材の利活用など、やりたいことが頭の中にたくさんありますよ。

SCHEDULE
ある一日の私
8 : 30
出社 ラジオ体操・朝礼の後、業務開始

午後から予定している港湾施設の打合せ資料を見直し、用意する。
別業務で行っている工場バースの点検項目を整理する。

10 : 00
状況の整理

港湾施設の設計条件を整理していると、現地状況で分かりにくい箇所があった。
現場の測量を行った担当者に質問し、自身で撮影した写真を基に状況を整理する。

11 : 00
課内の週間報告会

業務の進捗やスケジュール調整を行う。
午後から打合せがあることを再度報告。

12 : 00
昼休憩

住友化学の社員食堂で昼食。
昼休みは好きな音楽を聴きながらのんびりする。

12 : 45
得意先との社外打ち合わせ

作成した設計図面案を基に、部材の設計根拠を説明する。
分かりやすく、聞きやすい説明を心掛ける。

14 : 00
打合せ内容の記録簿を作成、得意先にメールで提出

設計案が承認されたので、このまま設計成果をまとめていく。

15 : 00
CADを使って設計図面の作成

分かりやすく、根拠を持った図面になるよう意識する。

17 : 15
翌週行う調査の準備

終業時刻だが、来週から予定している調査の準備を煮詰めることに。
ちなみに各自の判断で週に1度はノー残業デーとするのが全社の方針。私は金曜に定時で帰るパターンが多い。

19 : 00
退社
PRIVATE
OFFの過ごし方

住友化学のバスケットボール同好会に所属し、毎週土曜の練習日はもちろん、年4回の大会にも欠かさず参加しています。中高とバスケ部だったので、楽しいし、自然と熱が入ります。ひところは新居浜市内のバスケチームが集まる会にも参加したほど。

バスケ以外では、春や秋によくキャンプに出かけます。妻と二人で行ったり、家族や友人と一緒にとか、パターンはいろいろです。

もうすぐ第一子が生まれるので、最近ではマイホームの検討も開始。といっても、焦らずじっくり、土地探しから始めて2~3年かけてじっくり決めようか…と、話しています。