皆様におかれましては、ますますご発展のこととお喜び申し上げます。
日頃は格別のご愛顧を賜り、ありがたく厚く御礼申し上げます。
今回は弊社の設計・監理により2017年12月に竣工しました『住友化学株式会社千葉工場 姉崎厚生棟新築工事』についてご紹介させていただきます。
本建物は、同社千葉工場が2017年に操業50周年を迎えるにあたり、千葉工場姉崎地区の入口付近に工場のランドマークとなる複合厚生施設として新築されたものです。
計画にあたっては、同社が次世代へ繋がり成長していくことをコンセプトに、建物を直線的な形状とし正面入口側にカーテンウォール※ を採用して空を取り込んだような外観とすることによりシンプルながらもインパクトのあるデザインとしました。
また、外壁の一部に住友化学のコーポレート・カラーであるスミカレッドを採用し、外部道路からでも住友化学のランドマ―クとなる象徴的な建物としております。
※カーテンウォール:建物の自重及び荷重を全て柱、梁、床等で支え、建物の荷重を直接負担しない壁を言います。一般的にはガラスのカーテンウォールがよく用いられます。
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【施設概要】
建設場所:住友化学(株)
千葉工場姉崎地区内
構造規模:鉄筋コンクリート造
一部鉄骨造、2階建
延床面積:2,376.70㎡
建築面積:1,378.70㎡
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内部レイアウトでは、社員クラブ(大ホール含む)・食堂・診療所・労働組合事務所という用途の異なる施設を複合させるため、入口を分離し用途ごとに内部配置を整理することで、従業員と来訪者の動線を明確化するとともに、電子錠・防犯カメラを設置してセキュリティー管理が向上するよう工夫しました。
また、300人程度を収容出来る大ホールを併設するために、2階ホール屋根面の構造を鉄骨造とすることで柱の無い大空間(28mx18m)を確保しております。
本建物の主要用途である社員クラブは飲食施設であり、使用時間が夜間となることを考慮して建物全体をライトアップするとともに、内装材をモノトーンで統一し間接照明や調光機能を使用して高級感のある落ち着いた雰囲気に仕上げました。
また、LED照明や人感センサーを採用して、環境負荷対策にも配慮した設計としております。
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【外観】

【内観:ロビー】
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今回のプロジェクトにおいては、住友化学グループのエンジニアリング部門として使命と責務をもって基本計画から詳細設計、工事監理、完成に至るまで、お客様と協議、検討を重ね、要求事項に満足頂けるよう取り組んでまいりました。弊社は、今後とも最適な技術とこれまでに蓄積したノウハウの活用により、お客様の想いを形にするお手伝いを誠意をもって行ってまいります。
住友化学株式会社千葉工場 姉崎厚生棟新築工事 設計コンセプト
〈 外 観 〉
住友化学のコーポレートカラーであるスミカレッドを外壁の一部に採用し、工場のランドマークとなることを意識しました。正面入口側のカーテンウォールには、ミラー効果の高い高性能熱線反射ガラスを使用することで、建物外壁に空を取り込んだデザインとするとともに、遮熱・断熱性能を高めて環境負荷軽減を図っております。
外観(外部道路側)
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外観(工場側正面) |

外観(正面玄関:夜間) |
〈 内 観 〉
1階から2階に続く社員クラブエリア(下写真6枚)は、落ち着いた色合いと間接照明を採用して高級感を創造しました。
食堂・大ホールは、明るい色合いと大窓を採用して解放感を創出するとともに、大ホールは無柱空間として大収容スペースを確保しました。またトイレについては、清潔感のある印象を持つような内装材、衛生器具を選定しました。
〈動線計画〉
従業員が使用する食堂・診療所・労働組合事務所へは工場内入口からアクセスし、工場来訪者も使用する社員クラブ・大ホールへは工場正門側入口から直接アクセス出来るよう、出入口を分離して動線の明確化を図りました。
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※PDFファイルが別ウインドウで開きます。 |
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