今回は弊社の設計により、「マリンパーク新居浜」内に建設し、2015年3月に竣工した「新居浜マリーナの艇庫」についてご紹介させて頂きます。

　「マリンパーク新居浜」は、1981年の建設計画スタート以降、弊社が土木・建築の両輪体制で、新居浜市と一体となり、設計・建設に携わってきた施設です。当施設は、市民の憩いの場として親しまれ、休日には公園でスポーツを、夏場には海水浴・マリンスポーツ・キャンプ等で大変賑わっております。
　今回建設した「新居浜マリーナ艇庫」はヨットや救助艇ボートを保管することを目的とした建物であり、2017年に予定されている愛媛国体（セーリング競技）にも使用される予定です。

室内は、1階が艇庫、備品保管庫、休憩室、トイレ、シャワールーム 2階は監視室等で構成されています。 本建物の外観は、マリーナ全体の景観を損なわないよう、又、隣接するレストラン棟からの見え方にも気を配ってデザインし、建物全体のイメージが決定される屋根形状は瀬戸内海の穏やかな波をイメージした優しく緩やかな曲面で計画しました。 　外装の仕様については、海沿いという環境を考え、耐塩害、耐風圧には特に留意し、屋根は高耐候性のフッ素ガルバリウム鋼板、屋外 【海側からの外観パース】の鉄骨部分は耐候性塗料を採用、アルミ製の窓は耐風圧性能仕様、ガラスは強化ガラスを採用しました。 　屋外に配置される空調室外機も耐塩害仕様としました。 【艇庫施設概要】 建設場所：新居浜市垣生 　　　　　　　　 構造規模：鉄骨造2階建 　　　　　　　 　延床面積： 482.69㎡ 　　　　　　　 　建築面積： 400.65㎡

　艇庫　完成写真

　マリンパーク新居浜　概要

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