皆様におかれましては、ますますご発展のこととお喜び申しあげます。
日頃は格別のご愛顧を賜り、ありがたく厚く御礼申しあげます。
弊社では、これまでお客様の説明に際し、よりわかりやすい表現手法を駆使していくことで、お客様の理解を深めていただき、より大きな満足を提供できるよう取り組んでまいりました。今回は、その一環として当社が取り組んでまいりました「地形の立体画像による表現手法の取り組み」についてご紹介させていただきます。
さて、立体画像を利用する効果ですが、主に以下の諸点が挙げられます。
- 2次元の平面図や空中写真に比べて現地のイメージが明確になる
- あらゆる方向から地形を観察することができる
- 視覚的イメージに優れるため、わかりやすい資料作成に利用できる
次に、その作成例をご紹介します。(その他事例、詳細は銅通信Vol.12をご覧ください)
立体画像は、国土地位院 基盤地図情報 数値標高データより作成
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【地すべり地区の立体画像表現例】
左画像は、地すべり地区の地形を立体的に表現したものです。(最下部に地形図、空中写真掲載)
作成した画像は様々な方向から確認することができるようになるので、空中写真だけではわからない起伏の小さな変化を認識することができます。また、調査計画や対策工配置計画の住民への説明会資料としても有効に活用できます。
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【地形と地盤内部の立体的表現例】
左画像は、建築構造物の基礎調査を行ったもので、地形に加えてボーリング結果から地盤内部の地層も立体的に表現したものです。
地層の分布状況の把握や支持層、工学的基盤面の分布状況が立体的にわかり、耐震検討や基礎工の詳細設計に役立ちます。
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今後、いずれの分野の説明においても3次元データの活用が一般的となってきます。また、身近となった3Dプリンターによる実体化や維持管理への応用等、その手法や活用分野もより拡大・深化していくものと考えます。
弊社では、本取り組みをさらに進め、お客様の多種多様なご要望に対し、的確な提案と対応に心がけてまいりますので、よろしくお願いいたします。
以上
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※PDFファイルが別ウインドウで開きます。 |
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