今回は、水準点の標高の改正についてご紹介します。 水準点とは、正確な高さを求める測量を行うために、国土地理院が設けた高さの基準となる点のことで、皆様がよくご覧になる地形図には、水準点(記号:)の標高が記載されています。
2000年4月以降の地形図(新地形図)が図2で、新旧地形図の水準点の標高を比較すると、新居浜市内では概ね+0.2mの差があります。この差は、東京周辺ではほとんどなく、北海道側でマイナス傾向(最大-0.4m)、九州側でプラス傾向(最大+0.4m)となっています。 2000年3月以前の都市計画図や航空測量図も旧標高になっているため、ご利用にあたっては注意が必要です。詳細な標高は下記のホームページで確認することができます。 <http://sokuservice1.gsi.go.jp/datums>
お取引様におかれましては、地形図の利用について疑問・不明点がございましたら、弊社に何なりとお問い合わせください。