株式会社シアテック 株式会社シアテック

CIATEC INFORMATION

CIATEC INFORMATION No.58

CIATEC
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平成20年5月

No.KK-058
「橋梁点検」の実績のご紹介
今回は、弊社が実施いたしました「国道197号線他橋梁点検」についてご紹介します。

我が国の既設橋梁は、その多くが建設後かなりの年数を経過しており、将来に向けて効率的かつ適切な維持管理を行うことが求められています。このため、既設橋梁の実態把握やデータ集積などの維持点検ニーズが全国的に高まっており、愛媛県においても順次進められています。

今回実施した橋梁点検は、既設橋梁の損傷や劣化の実態を把握するための定期点検です。

目的: 橋梁の重大な損傷の早期発見
手段: 近接及び遠望からの目視点検
方法: 橋面をよく調査して損傷が予想される箇所を特定し、橋下から重点的かつ慎重に実施
評価: 点検の結果確認された損傷を、部所別に5段階の損傷度に区分して評価

対象橋梁は交通量の比較的多い主要道路に架設されており、通行止めできないため、片側通行規制を行い、橋梁点検車を使用して点検しました。現場は谷間で風が強く、厳しい作業条件でしたが、一般通行車両や点検員の安全確保に万全を期し、短期間で無事に作業を完了することができました。
国道197号線 保内大橋 上路式トラス鋼橋
国道197号線 保内大橋 上路式トラス鋼橋
橋長71.4m 幅員10.3m
点検調書作成例
点検調書作成例
弊社は今後とも、地域建設コンサルタントとして、公共土木施設の維持管理ニーズに応え、蓄積された社会資本の保全、延命化に貢献してまいります。
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